婚活にも“PDCA”を!行動を改善する振り返り術

婚活がうまくいかないと「自分には魅力がないのかも…」と落ち込んでしまうこともありますよね。
お相手との関係が良くない結果になると、つい「だめだった・・・」という感情ばかりが先に立ち、同じパターンを繰り返してしまったり、気づけば自信を失ってしまったりすることも少なくありません。

でも、実は恋愛や婚活も「試行錯誤」と「改善」の積み重ね。
上手くいかない時こそ取り入れてほしいのが、ビジネスの世界でも使われている“PDCAサイクル”の考え方です。
振り返りを取り入れながら、感情に流されず冷静に自分の行動を見直しながら効率よく前進していきましょう!

ライター:ゆかり

PDCAサイクルとは?簡単に解説

PDCAサイクルとは、主にビジネスの現場で使われている「改善のための行動サイクル」のこと。業務の質を高めたり、仕事の進め方をよりよくしたりするときに使われますが、実は婚活にもとても役立つ考え方なんです。

PDCAは、以下の4つのステップから成り立っています。

P(Plan):計画を立てる
D(Do):実行する
C(Check):振り返って分析する
A(Act):改善点を次の行動に活かす


この4つの流れをひとつのサイクルとし、改善を繰り返していくことから「PDCAサイクル」と呼ばれています。

イメージとしては、「まず計画を立てて動き、その結果を振り返りながら、自分のやり方を少しずつ良くしていく」という感じです。

最初に目標を決めて行動計画を立てることで、「今、自分が何をすればいいか」が明確になります。そして、実行後にきちんと振り返ることで、目標とのズレや改善点が見えてきて、次の一歩がより効果的になります。

この流れを婚活でも活用して、感覚だけで動くのではなく、ひとつひとつの行動をきちんと振り返って改善すると、「次に繋がる行動」が見えてきますよ。

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婚活での活用法とは?

では、実際に婚活においてPDCAをどのように活用していけば良いのでしょうか。
場面ごとに細かな部分は変わってくるとは思いますが、婚活の流れをイメージしながら当てはめてみると以下のようになっていきます。

■Plan:自分の「戦略」を立てる
・どんな人と出会いたいのか明確にする
・どの手段を使うか決める(アプリ/相談所/イベントなど)
・週に何人とやり取りするかなど、数値目標を決めるのも有効

■Do:実際に行動する
・実際にマッチングアプリでやり取りをする
・婚活イベントに参加する
・プロフィールを改善してみるなども含めて「動く」

■Check:振り返りと分析
・メッセージのやり取りは続いた?途中で終わった?その原因は?
・実際に会えた人とはどうだった?どこが良かった/悪かった?
⇒自分の印象や会話の流れを、終わった直後にメモしておくこともおすすめです。

■Act:改善して次に活かす
・メッセージが続かないなら、質問の仕方を変える
・会話が弾まなかったなら、話題の引き出しを増やす
・「いいな」と思った人と続かなかった原因を自分なりに分析し、次回の行動に反映

PDCAには、事前に決めた目標があります。
その目標を達成するための具体的な計画やアクションが明確になることは、モチベーションの維持や向上につながるだけでなく、繰り返しPDCAを回すことによって、たくさんの経験を積めるため、学びが増えます。

時には失敗することもありますが、ただやみくもに活動をするよりもきちんと振り返りをする方が自分の課題や改善策がはっきりとわかるため、自然に次に活かすことができるようになっていくんです。

実際のPDCA活用例

ここでもっとイメージを膨らませるためにも、実際に婚活においてPDCAを意識して活動した方の例を紹介させていただきますね!

例:Aさん(33歳女性)のケース

P:年内に5人とデートする!→週2人にアプローチ
D:マッチングした人にメッセージ、3人と会う
C:2人とは自然に会話ができたけど、1人とは無言が多かった
A:事前に話す話題をリストアップしておくように改善
→ 次のデートではリストが活躍して、リラックスして話せた!

例:Bさん(36歳男性)のケース

P:価値観が合う人と出会いたい。趣味の合う人に週3人アプローチする
D:マッチングアプリで「映画好き」と書いている女性に絞ってメッセージ。4人とやり取りを開始
C:3人は初回メッセージの返信なし。1人とは会話が続いたが、趣味の話ばかりで深い話にならなかった
A:メッセージではまず「人柄」や「休日の過ごし方」にも触れてみるように変更
→ 結果、次のやり取りでは会話が深まり、初デートの約束ができた!

きっと婚活をしている人の中には、上記の例にあるような「つまづいたポイント」に心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

たとえば、「メッセージが続かない」と落ち込む代わりに、「どんな話題で止まったのか?」「相手はどんな反応だったか?」をチェックする。そして次は、話題の選び方や聞き方を少し変えてみる。それだけでも、相手との距離がぐっと縮まることがあります。

「次はこうしてみよう」「今度はこんな風に変えてみようかな」と工夫をして試すことこそ、試行錯誤と改善になり、そのサイクルをどんどん回していくことで次第に自分が目標とする姿に近づいていくんです✨

まとめ

婚活は、相手に選ばれることだけがゴールではなく、自分自身が「どんな人と、どんな未来を築きたいか」を見つめ直すプロセスでもあります。その過程でうまくいかないことがあっても、それは決して失敗ではなく、次に活かせるヒント。

一歩進んでは立ち止まり、また進む。その繰り返しの中で、あなた自身の魅力や理想もどんどん明確になっていきます。感情に振り回されすぎず、冷静に、でも前向きに、あなたの婚活にぜひ「振り返りの習慣」を取り入れてみてくださいね。




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記事を書いた人

ゆかり

婚活カウンセラーとしての経験をもとに、「出会い」から「その先のふたりの未来」にも寄り添うコラムを発信中。

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