結婚前提のお付き合い!将来のパートナーとあなたが向き合うべきこと

結婚を前提にしてお付き合いを進めていく場合、これまでとは違う心構えが必要となります。そのため、ふたりで結婚に向けての計画を一緒に立てておくと、理解不足から起きうる問題点を減らすことができます。よく「お付き合いと結婚は別もの」といわれるのは、ふたりに相応の覚悟が必要となるからです。「結婚を前提にお付き合いをする」ということは、その時々の感情だけで簡単に別れることができなくなります。

さまざまな困難を乗り越えながらも生涯かけて、ふたりが苦楽を共にしていくのが「結婚」です。したがって、「結婚とは、究極の人間関係を構築していくこと」と言っても過言ではないでしょう。

結婚前提で付き合うときの心構え(気持ち編)

「一緒に居て楽しい」そんな想いでパートナーと一緒に過ごしていられるのが「お付き合い」。しかし、結婚を視野に入れたお付き合いとなると、恋愛とはちがうリアルな視点で考えを改めるべき事柄がいくつもあります。

『真剣さ』と『計画性』

大切な人と一緒に過ごす時間。きっと、将来のことを考えながら、お互いのことを真剣に考えてお付き合いをしていることでしょう。しかし、「なかなか結婚には至らない」といったとき、一度しっかりと共に向き合ってみる必要があります。
なぜなら、「真剣に考えていること」と「計画的に結婚すること」では、意味が異なったものとなるからです。したがって、相手に対してそれぞれが真剣に向き合っていたとしても、その「誠実な想い」が結婚という形で必ず結ばれるのかは、別の話となってくるのです。

「この人と共に過ごしたい」と思ったとき、「真剣な交際である」ということを大前提にしても、「どのタイミングで結婚を考えているのか」が気になるところ。そして、「計画性」を持って「将来のことを考えているか」、お互いの本意をみせあうことが重要となります。

特に日本人の男性は、自分の気持ちを表現することが苦手です。「いまさら」という思いで、軸となる部分を言葉にせず伏せたままにしておいたり、思っていることを隠したりしたままにしておくと、その結婚は長続きしないでしょう。まずは、将来についてしっかりと話し合いをすることがベストです。

価値観の類似

知り合って直ぐ、相手と「価値観が似ている」と感じることがきっかけで、お付き合いが始まることがあります。あるいは「第一印象の見た目がタイプだった」ということで、好意をよせる場合もあります。
どちらの理由も、お互いを知るうえではきっかけにしか過ぎません。しかし、結婚に対しては、「見た目」よりも「価値観が似ている」ことが、大切であるといえます。
なぜなら、夫婦となっても後に離婚してしまう理由については、「性格の不一致」「価値観の違い」が、よくあげられているからです。生涯共に暮らすことを考えると、「金銭感覚」「子どのも教育方針」「家事などへの責任分担」など、このような価値観が似ている方がよいのです。

しかし、価値観は、親子や兄弟でさえそれぞれに違いがあります。他人であり、育った環境が違う男女なら、なおさらのことでしょう。
そのため、すべて価値観が合致しなくとも「好きな場所」や「好きな食べ物」などといった共通点をいくつか持ちながら、相手に対して許せる”許容範囲”が、どこまでなのかを理解し合うことがベストです。
恋愛時には「好きだから許せる!」ことも、結婚となるとそうはいきません。もしも、どちらか一方が「我慢しか感じない」としたら、価値観の共通点を見つけることは難しいのかもしれません。

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結婚前提で付き合うときの心構え(項目編)

心構えとしては性格面だけでなく条件や今後の進め方も挙げられます。

相手の生い立ち

生い立ちは、その人の生き方や考え方に大きく反映される要素となるため、知っておきたい項目として重要なポイントとなります。お付き合いをしているだけのときは、さほど気にならなかったことでも「共同生活」という部分が大いに関係してくる「結婚」は、あなたの生活の中に入りこんでくることになります。

例えば、生い立ちというのは、相手が育った環境・考え方・交友関係・趣味嗜好・癖など、注意したいポイントはいくつもあります。
ここでいう生い立ちとは、「家柄の良し悪し」のことではありません。生い立ちは、人格形成を行ううえで、重要な要素となるものです。これから長い時間一緒に過ごすうえで知っておかなければならない土台にもなり得ます。

両親、親族

結婚は、ふたりだけの問題ではなく、これからお互いの両親や親族ともお付き合いをしていくことになります。特に、身内となる両親とは仲たがいしなくて済むように、良好な関係を築いていくことが非常に大事です。

また、一人っ子でなければ兄弟・姉妹がいます。立場的には近い存在となるため、両親の次に交流する場面が多く出てくることでしょう。両親、兄弟・姉妹ともいざというときに、助け合える関係性をつくっておくと、出産後、子育てをおこなうときに心強くいられるものです。義父・義母という子育ての先輩から子育てのアドバイスをもらったり、子どもの面倒を見てもらったりしながら、信頼関係を構築していきましょう。

同棲について

結婚前の同棲については、賛否両論です。「結婚するまでに同棲はしておいたほうが良い」という意見と「別れるリスクが高まるため同棲は結婚してからで良い」という意見、双方に分かれています。それだけに、一緒に暮らしていることに変わりなくても「お付き合い」の間柄と「夫婦」とでは、まったく違ったものであるということがわかりますね。

同棲においては、「結婚までのふたりの時間をどう過ごすのか」といった、計画の部分でもあるため、パートナーとよく話し合って決めるのがベストです。同棲をする、しないに関わらず「結婚を前提に」「計画を立てる」という行為はまったく同じであるため、長い期間同棲だけを行うことは、おすすめしません。

機会があれば、実際に同棲期間を経て結婚をした知人などに、参考として話を聞いてみましょう。そのうえでどうするか、自分たちにあっている方を選択するとよいでしょう。

結婚前提で付き合うときのポイント

これまでのお付き合いから、「結婚をする」と決めたとき、まず行っておきたいことがあります。

アイテムの購入

結婚を決めたら、お互いの気持ちや想いが証明できるアイテムを身につけるなど、恋愛時とは違った線引きが必要です。お互いの意志確認を明確に行わないまま、お付き合いのときからの延長では、「結婚」への意識や覚悟が不足したままになっているかもしれません。

例えば、婚約指輪や結婚指輪などがそのひとつですね。挙式を行うことが決まっているなら、指輪交換に間に合わせるようにサイズを測ったりイニシャルを入れたりして準備をしておく必要があります。特に女性は、特別感が好きなので「証明できるアイテム」に、心を奪われるものです。

ご両親にあいさつ

まずは、お互いの両親に交際していることの報告だけでも行っておくとよいでしょう。形式的な挨拶は、その後でも十分です。
両家から祝福してもらうには、仕事などで忙しいことを理由にして、「知らぬ間に入籍していた」ということは避けなければいけません。アイテム購入と同様にケジメとして行っておきたいことのひとつです。

幸せな結婚にむけて

結婚を決めてから実際に入籍に至るまで、必ずしも順調に進むとは限りません。ときに、思いがけない壁が立ちはだかることも予測しておきましょう。

その時に、ふたりがどのように乗り越えていくのかが最も大事なことです。問題がおきたときは、ひとつひとつクリアしていくことで、ふたりの絆を深めていくことができます。

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