婚活は女余りが当たり前?結婚できる女性になるには

総務省統計局が2018年1月に発表した人口データによると、婚活世代の20代後半から40代までの男女比は、若干ながら男性のほうが多い結果でした。

でも、不思議なことに、婚活市場では女余りの事態が起こっているんです。

人口的には男性のほうが余っているはずなのに、どうして婚活の場では女の子が余っちゃの?今回は、そんな男女比の原因と、結婚にこぎつける女性になるコツについてご紹介します。

婚活市場では女余りの状況

単純な人口問題と違った事情を抱えているのが、婚活市場です。人口の男女比では女性のほうが少ないのに、婚活市場では多くの結婚相談所で女性会員のほうが多いそうです。

ちなみに、年代で見ると女余りが深刻なのは、30代女性。男性は若い女性を求めるので、30代以上の女性はどうしても余りがちになってしまうんです。

これにはさまざまな理由がありますが、たとえば、近年フランス人ジャーナリストが「日本人男性はロリコン」発言で問題となったことは、記憶に新しいですね。この発言が正しいかどうかは適切なデータがないので微妙ながら、実際、芸能界を見ても若いアイドルに大金をつぎ込む男性が多いのは事実。

そのような趣味がない男性としても、「やっぱり子どもを産んでもらうには若い子が良い」「周囲に自慢できる若い妻がほしい」と考える人が少なくないようです。

また、実は男性だけではなく女性にも原因がある場合も考えられます。特定の女性が悪いというわけではなく、女性ならではの事情が関係して、どうしても女余り状態になってしまう、というもの。

・理想が高すぎてチャンスを逃した
・仕事やプライベートが充実しすぎた
・30代という年齢に急に焦りを覚えた
・20代で婚活をはじめる女性の増加

人生最大級のイベントである結婚は、今後の人生を大きく左右する重大な決定の場でもあります。だからこそ、男性も女性も理想を追い求めてしまうのは当たり前。

でも、さすがに現実をまるっと無視した理想は、周囲からひんしゅくをかってしまいます。

「年収1,000万円で身長が高くてジャニーズ系でモテるけど、結婚後は私に尽くしてくれて家事も子育ても全部してくれる人!あ、義理の両親との同居は未来永劫ナシで!」

極端な例ですが、これに似たようなことを言ってしまっていませんか?全部叶えてくれるような結婚相手がいたら、誰だって飛びついてしまいます。

そんな要望を言ってくる男性がいたら、どう思いますか?「はあ?じゃ、あんたは何をしてくれるわけ?」と思いますよね。男性もそう感じて、要望の多い女性は避けるのです。

結果、理想の高い、自分に素直な女性が余ってしまうことに。

仕事が忙しくて婚期を逃したり、プライベートが充実しすぎて「今はまだ結婚したくな~い!」と言っている間に、チャンスを掴みそこなった女性も。

そんな女性が30代になると、急に周りがポンポン結婚していくので、焦ってしまうんですよね。中にはそうなってしまうのを見越して、20代のうちに相手を決めちゃおう!と婚活に励む女性もいるようです。

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婚活で女性が余るのは男性のこんな心理が!

婚活で女性が余るのは、何も女性の理想が高すぎたり、年齢だけを見て避けられているだけではありません。

男性側が持つ事情や心理も、女性を余らせてしまう原因になっているのです。

婚活に参加しない男の心理

結婚している男性やモテる男性の共通点って、知ってます?顔や収入などもありますが、何より重要なのはマメさです。

とある有名俳優Yさんが年上の女性に土下座してまで結婚してくれるよう頼んだ話は、ファンの間で有名です。仕事一辺倒な彼が、実は家庭では妻との約束を守って、洗濯物を一枚一枚丁寧に畳んでネットに詰めているなんて、ビックリですよね。

彼ほどではないにしろ、記念日を大切にしたり、こまめに「今日は早く帰るよ」「今日のお弁当のからあげ、美味しかった!有難う」と言ってくれたりする男性は、モテます。

そんな彼らが理想の結婚を実現している一方、婚活でつまずく男性は総じて『面倒くさがり』さんを貫いています。

・何もかも面倒くさがる(手続きや付き合いなど)
・婚活自体が恥ずかしい・プライドにそぐわない
・傷つきたくない(から、頑張らない)

婚活で余りやすい男性の特徴は、大きく分けてこの3つ。女性との付き合いだけではなく、結婚相談所への相談や、そもそも登録や面談という手続き自体に面倒くささを感じてしまう人も少なくありません。

他にも、「婚活なんて、親に見合い相手を紹介される以上にみじめだ」なんて考える男性もいるようです。モテない男がすることで、みっともないなんて思ってしまうんですね。

また、女性にフラれたくない、傷付きたくないという人も。女性も傷付きますが、女性の場合は「過去の恋は上書き保存」タイプだといわれるように、忘れるのが早いもの。一方の男性は「過去の恋は名前をつけて別々に保存」するうえ、ことあるごとにファイルを開いて見ちゃう傾向にあります。

婚活なんてみっともない!という意識と合わせて、婚活に失敗した(女性に否定された)自分という記憶を残したくないんです。

そもそも結婚願望がない?

婚活に対してみっともないなんて思わないけれど、別に興味ないな、なんて考える男性もいます。

・女性を信じられない(怖い)
・他人との生活がそもそも無理
・自分のお金は自分だけのもの!
・収入が少ない(から、結婚なんて無理)
・そもそも結婚するメリットが分からない

婚活に消極的な男性は、たとえばこのような考えやトラウマを持っている人です。

過去にひどい裏切りをされたり、母親や姉妹にひどい仕打ちをうけて育ったりした男性は、女性に対して非常にデリケートです。女性としては気を遣ったつもりの発言も、彼らからすれば「うわ、絶対裏がある、なんか企んでるこの女怖い」となるわけです。

また、独身生活が長いと、同じ空間に他人がいること自体がありえないと感じるようになります。リモコンの置き方ひとつ、今月の光熱費ひとつ、自分が思いどおりにならないことが身の回りで起こる状況にストレスを感じてしまうのです。

お金に関しては、「自分が稼いだんだから、自分だけのために使いたい」「小遣いとか馬鹿げてる」「収入が少ないから女性に相手にされない」など、悩みがさまざま。

こういった男性は専業主婦希望の女性を嫌いますし、自分自身の収入に自信がない場合、うまくアプローチもできません。

ここでご紹介したような特徴を持っている男性は、結婚に対してそれほど希望を抱いていないので、結婚自体が必要かどうか分からないと思っています。

いやいや、婚活の場に来ているだけで、十分興味持ってるでしょ!と思いますよね?でも実際は、「まあ世間的には結婚したほうが良いだろうから登録してみたけど、正直やっぱ面倒だわ」というのが男性の本音。

もし気になる男性がこのタイプだった場合、そのような男性だと理解して付き合いを深めていくか、見切りをつけて別の男性へアプローチをするしかありません。

女余りでも婚活に勝利する方法

女余りの激しい婚活の場で選ばれる女性になるには、何よりもまず行動力が大切

・出会いの場へ積極的に出かけよう
・使えるサービスはとにかく使おう
・「自分磨き」より「女磨き」
・高すぎるプライドは捨てよう
・男性の許容範囲を広げてみよう

今や女性からの逆プロポーズだって珍しくない時代です。昔ははしたない、なんてたしなめられるアプローチも、今なら「私、肉食系なんで」の一言で済んじゃう便利な時代になりました。

出会いの場には積極的に出かけましょう。結婚相談所などが開催するイベントだけではなく、街コンなど恋人を作る場にも参加して、交友範囲を広げます。意外と友人の結婚式で会った新郎の同僚とうまくいくケースだってあるんです。

利用できるサービスもどんどん活用。たとえば、婚活サイトに登録してみる手もあり。
ブライダルネット
( https://www.bridalnet.co.jp/)
この『ブライダルネット』のように、希望条件を入力して絞っていくだけで共通の趣味や求める条件、住んでいる地域などカテゴライズできます。

婚活パーティーで探り探り会話を進めて相手を探すより、ずっと効率が良いのがポイント。条件が多い人ほど、このような手軽に絞り込めるサービスはおすすめです。

もちろん、女磨きを忘れずに。注意すべきは自分磨きになりすぎないこと。「ヨガやってるんですー」と女性に言われても、男性の多くが「ああ、好きそうですね」としか言えません。

自分だけが「私、超良い女じゃん」と満足できるものではなく、周囲の人が好印象を抱いてくれる女性になることに注力しましょう。清潔感のある髪型や服装のセンス磨き、肌のお手入れやメイクの研究、トーク術など、第一印象を良くする工夫がおすすめです。

また、条件が厳しすぎると周りから言われたことのある女性は、条件の見直しをしてみてはいかがでしょうか。ああいう男って嫌よね、と思わず、プライドを捨てて「こういう事情なら、この条件もアリかな」と妥協点を見つけましょう。

女余りの中でできる対策は、男性からのアプローチを待ちすぎず、プライドや条件ばかりを気にしないで、とにかく良いと思える男性との出会いを増やすこと。男性が少ない分、競争率が高いので、その中であえて選ばれるような女性を目指してください。

まとめ

女余りが深刻な婚活イベントでは、男性の競争率がぐんとアップします。ライバルたちがギラギラと目を光らせる中でいかに自分を選んでもらうかは、行動力が何より大事です。

男性の多くが消極的になっているので、それをカバーするつもりで女性側からぐいぐいアプローチしていきましょう。

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